ユメミルクスリ何事もそつなくこなしてしまう‘俺’は…ごく普通の少年。イジメられたこともないし、加担したこともない。うまく‘その他大勢’の一人として、のらりくらりと暮らしている。そんな日々を、どこか虚しく感じてしまうお年頃でもある。
こうして、普通であることを維持しつつ、あまりにもズレすぎていてまるでエロゲーのヒロインみたいなあり得ない性格の女の子たちと、交流する日々がはじまった。俺の器用さと……女の子たちと一緒に過ごして、自分をどこまで壊していくのか?保つのかが今問われている。限りなく透明に近くてブルーな俺(得意技『自覚』)